未来創造継承センターは、絵画や楽曲といった作品はもとより、楽器、記録、デジタルデータ、文書といった芸術資源や創造の過程、文脈などもアーカイヴ?保存?継承し、新たな表現への循環を促すクリエイティヴなアーカイヴを目指して、令和4年4月に設置されました。
学内の各組織や地域とアーカイヴに関する連携体制を構築し、それを社会へと開き活用することで新たな表現や概念の開拓につなげ、未来における芸術の役割を探求していきます。
伝統的な芸術の領域を横断する表現活動や、アトリエや美術館、奏楽堂や劇場など作品が生み出される場や出来事にも「アーカイヴ」を持ち込み、新たな創造の源泉となるセンターを志向していきます。
本センターは、平成30年に設置した?化財保存修復センター準備室(美術学部)から、令和3年に芸術資源保存修復研究センターを経て、学内資源の恒久的なアーカイヴ基盤(ハブ)となるために令和4年4月に設置され、令和5年4月より美術学部にあった近現代美術史?大学史研究センター、音楽学部音楽総合研究センターにあった大学史史料室及び小泉文夫記念資料室が加わりました。